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2008年03月18日

進化する退化

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犬は狼のネオテニー(幼形成熟)型と言う説があります。

犬の習性には、狼の子供がとる行動とよく似たものが多く、そして子犬の頃とあまりに変わらず成犬になる外見。

選別交配の人的要因もあるのだが、特に小型の愛玩犬の外見にはその度合いが強く、チワワやポメラニアンなどは頭蓋骨が大人になっても融合しないそうです。

哺乳類の子供の頭蓋骨は、出産の時に産道を通過する際に変形できるように複数の骨が融合していないそうな・・・

つまり、赤ちゃんのままの頭。

他の生物などにも見られるネオテニー化とは、進化論に密接に関係しているとの説があり、子供のまま長くいる事で柔軟な脳や体を持ち、厳しい環境下での適応性、社会性の高い動物が群れを形成する時に、無駄な争いを避ける為など、未熟なままな方が群れの維持に有利、などが要因としてあげられるている。

犬は容姿だけでなく、精神的にも子供ぽい部分が多いのが特徴だ。


そんな部分に人は惹かれる。

犬は可愛い。

見た目も中身も。

人間と暮らし続ける為に、狼からネオテニー化したものだとすると、何とも興味深く、そして切ない話だ・・・

そこまでして人間に好かれようとする犬という種族は幸せなのか?
はたまた不幸せなのか?

その意味を考えてやらねばなるまい。

犬という生き物が好きな人間として・・・





話は変わるが、親友に子供が産まれた。

なかなか子宝に恵まれず、10年目にしてやっと授かった命だ。

子供嫌いのあいつだが、予想通りにメロメロになっている。

他人の僕でさえ可愛いと思うのだから、親だったら死んでもいいと感じるほど可愛いだろう。


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友達に子供が産まれると、いつも抱っこさせてもらうのだが、子育て経験の無い私はすぐにオロオロしてます。

小さくても力強い手、つぶらな瞳、温かい体温、柔らかい感触。

『可愛いな・・・』

か弱き赤ちゃんを見て、無意識に可愛いと思い、守らねば!育てねば!と思うのは本能か・・・

本能・・・

哺乳類は少ない出産でも、確実に守り育てる事で生き残る確立をあげた。
一方、育てないけれど、沢山の子供を産む事で生き残る戦略を取った動物もいます。

母性だとか、父性とかいう言葉がありますね?

母性とは女性が持っていると言われる資質の事で、母性が子供の欲求を受け止め、満たしていく事を指すのに対して、父性とは子供に我慢・規範を教え、責任主体とし、理想を示すものである、とあります。


資質的な要素も当然あるのですが、日々の触れ合いから学習的に増す事も多く、父親、母親双方にもそれぞれの要素を持っており、倫理的、教育的観点からも、これらは一概に本能と言えないと言われています。



DSC_6194.jpg


ふと見せる寂しそうな困ったような顔を見ると、確かに胸がキュンとなる。

でも子供に感じる感覚と混同しないようにしています。


幼少の頃に犬を飼いたいと思った要因の一つに、人と犬との絆があります。

私は子供心にそういうものに惹かれた。

昔の人と犬の関係は、犬との距離間というか、犬を取り巻く空気感というか・・・何かが今と違う。

今とは犬を飼う意味も違うんでしょう。

現代の人と犬の絆とは質が違う気がする。

犬を子供と同じだと擬人化する人も居ますが、私的には犬は犬として扱う方がいいのです。

犬は人間に好かれる為に子供のようなネオテニー化したとすれば、犬の戦略は当たっているのかもしれない。

だけど、子供みたいに見えても永遠の子供ではないし、彼らも同じように年老いるのです。

私達よりも、うんと速いスピードで。


最大の親不孝は親より先に死ぬ事だと言います。

不幸にも子供を先に見送る親の気持ちは私の想像を絶する。



例えるのは大変失礼な事ですが、子供と等しいという犬を見送るのはどんな気分なのだろうか?

犬を飼う時に覚悟できているのだろうか?


冷静に考えれば、先に死ぬ前提で飼わねばならない現実をどれだけの人が受け止めているだろうか?


家族だけど・・・犬は犬だ。

子供みたいだけど・・・犬は犬だ。

一見、クールなこんな意識が無いとダメな気がする。


犬にも私にとっても。


そして『可愛い』という理由で犬を飼う事に危険を感じる。

可愛いと思うのは本能的感覚であり、大切なのは本当に飼えるかどうか?という冷静に判断できる理性だと思うんだけどね・・・

全国で一年間に殺処分された犬。

118,000頭

ここには子供のような犬も含まれています。

その大半が飼い主の無知や怠慢、身勝手が原因で持ち込まれた犬とするならば、人間に好かれるための戦略は失敗だったと言わざるを得ない。

現在の日本社会はネオテニー化した大人が増えて社会問題になっているが、幼少の汚れ無き心へのネオテニー化は必要なのかも知れないですね・・・・



DSC_6035.jpg


スヤスヤと眠るお坊ちゃん。

大きくなったらアールと散歩に行こうぜ〜♪

優しい人間に育ってね〜v( ̄∇ ̄)v


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ニックネーム かんちゃん at 02:52| Comment(7) | TrackBack(0) | 飼い主のつぶやき・・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グッとくるものがあって、真面目コメントになりそ・・・
かんちゃん、えぇ加減パパになりましょうかねwww
Posted by ★☆みぃ☆★ at 2008年03月18日 08:09
同感です。
犬は犬という立場で飼うべきだと思います。
本当の愛情とは 覚悟することです。
覚悟をどう表現するかは それぞれだけどね♪
Posted by のぶりん at 2008年03月18日 11:05
お久しぶりです(-_-;
犬を飼う時にやっぱり覚悟の上で飼わんといかんわな。カワイイだけでは無理やと思う。カワイイ時もあれば、腹の立つ事もあるし、そういうのも全部ひっくるめて愛せるかどうか。まぁ、ホンマに子供を想う親の気持ちと一緒と思いますわ。特別な事がない限り、犬の方が早く死を迎える。当たり前の事。っつー事でオイラは今の内に一杯甘々な親バカでおりたいと思ってます。
話変わるけどかんちゃん、男前やな( ̄▽ ̄)
Posted by Toshi at 2008年03月20日 10:27
★みぃ★
パパになる・・・
残念ながら僕には産めないからね(^^;)
親ばかになる自信はあるけどなw

おいらも卒園式で涙する親になりたいと思ふv( ̄∇ ̄)v



★のぶりん★
覚悟かぁ・・・
確かにコインの裏表みたいなもんだよね。

私の表現方法は時に屈折しているとアールは申しておりますが(笑)
のぶりんも屈折してそうやね(゜ー゜)ニヤリ

★Toshiさん★
お久しぶりっす。
そう考えると、改めて親つうもんは偉大だと痛感するのですよね〜。
きっと私のネオテニー化も、人の親になった時に開放されるのでしょう。

いや〜 Toshiさんこそ・・・
犬飼独身男がお互いを褒めあうと、さらに痛々しいので止めておきましょう♪


Posted by かんちゃん at 2008年03月20日 12:02
ね〜ね〜 アールちんの最初の写真
凄くいい色でてるね〜〜
黒光りしてるもん♪  鼻・・・色が退色しないのかし??
モップ 子供の頃真っ黒黒助だったのに、、、今は 茶色っぽい(汗)

モップは アタシにとって 子供でもない・・・犬でもない(いやいや犬だって?笑)  ソウルメイトなの  うふふ
Posted by モッピ〜 at 2008年03月21日 17:21
かんちゃんの犬に対する考え方すごくいいなといつも思います。
ピーちゃんが死んでからいろんな事を感じました。
いちばんかんちゃんの言葉が心にスッと入ってきました。
犬は犬として。それが犬にとっても人間にとても幸せなんだと思います。
Posted by pigumo at 2008年03月23日 21:42
★モッピ〜さん★
プードルは退色するのが普通だよ。
アールは死ぬまで退色はしないと思うけど、白髪交じりの黒光りの予定ですw

ソウルメイト・・・
ピッタリな言葉ですな。

たまには良い事言うね〜(笑)



★pigumoさん★
いや・・・ウンチク語って理性を保っているだけですよ(^^;)

油断すると溺愛しそうになりますからw

pigumoさんも、また犬を飼いたいと思えると日が来ると良いですね。
僕は10年かかりましたけど(^。^;)
Posted by かんちゃん at 2008年03月24日 21:28
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